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日本の問題点と思考~同窓会編~

日本の問題点と考察〜同窓会編~


日本には「同窓会」というものが存在する。
ここからは私の独断と偏見である事を理解しながら読んで欲しい。
先日、小学校の同窓会に行ってきた。
私自身が30歳であり、約10年ぶりの同窓会である。

仲の良い友達を誘ってみたが、行かないとこのことなので、人見知りだが、勇気を振り絞って行ってみた。
すると昔にタイプスリップしたようであり、話しているうちに昔を思い出したように、世間話しをして、ひと通り楽しい時間を過ごせた。
しかしそこには昔のスクールカースト、ヒエラルキーが確実に存在することに気付いた。
今がどうであれ、その時の人間関係に戻るのだと思う。
当然、人には仲の良い悪いがある、仲が良いことが悪いことでは決してない。しかし、日本には、一度構築した仲の良いグループというものが存在し、一度それを構築すれば、それが継続するという、暗黙の了解がある。
要するに最初に作られたグループに良くも悪くも縛られる。一度作られた人間関係から新しい人間関係を構築するのは非常に難しい。
これは、日本人の根本に共同体意識が非常に強いことが疑える。個人の人格や価値観でなく、所属意識が大事なのだ。

それは、肩書きなどでもいえる事である。
人というのは、自分というものを説明する時に、単語を駆使し言葉で説明しないといけない。自分という存在を説明するには、周りのことがないと自分というものが成り立たないのだ。
説明をする時にまずはその秩序を乱さない、必要条件の第一にグループの「空気を読む」という事が必要条件なのだ。
これには、日本というものが、村社会で成り立ってきた事が根本に有ると思う、昔の村は生きる為にその範囲の人間で協力して生きてきたが、現代は村以外でも生きていけるサラリーマン社会だ。
今は、表面上の付き合いになってしまった。本質が失われ、表面だけの付き合いそう 「同窓会」が残ってしまったのだ。
日本人は、表面上の付き合いでは理解し合えない、座って話すだけでは仲良くなれないと私は考える。
同窓会に足りない違和感それは、集団における本質と建前の切り分けをする日本人だからこそ、辛い問題でもあるのだ。